【雑記】ChatGPTと一緒に一青窈の「もらい泣き」を平井堅にした

こんにちは、ねぎしまです。

私には好きな曲を音楽プレーヤーアプリでピッチ変更して聴きつくす癖があります。
そんな私がある日、ふと思い出したのが、120年くらい昔(適当)のテレビ番組『トリビアの泉』で紹介されていた、

一青窈の「もらい泣き」を80%のスロー再生すると平井堅になる

というやつで、「アプリでもできるのでは?」どうしても試したくなりmp3を買いました。

スロー再生すると声が低くなる?仕組みをChatGPTに聞いてみた

ところがアプリだとスピードは落ちても声の高さはそのまま。
何が違うんだ?そもそもピッチってなんなんだ?高橋涼介ChatGPTに聞いてみました。

■ スロー再生とピッチの関係
まず大前提として「スロー再生=ピッチが下がる」とは限らない。

● 昔のスロー再生(テープやレコード時代)
再生速度を物理的に遅くすると、音も低くなる。

例:1秒間に10回振動してた音が、スピード半分になると5回しか振動しなくなる=1オクターブ下がる

つまり、「再生速度が遅くなる」=「ピッチが下がる」=「声が低くなる」

トリビアの泉の検証もこの原理に則っていたと思われる。

● 現代のスロー再生(アプリなどのDSP=デジタル信号処理)
スピードを遅くしても、ピッチを変えずに再生できる(独立して制御できる)

あなたの使ってるアプリは、「スピードは落とすけど、声の高さは変えない」モードで再生しているということになる

あなたじゃなくて、いつもみたいにお前って呼んでくれよ

ピッチ変更で平井堅を目指す

なるほど、アプリでは再生速度ではなくピッチを下げるのがカギのもよう。
そこで、ピッチを「それっぽいかな?」という-5.00に変更。

「この設定、妥当?」とChatGPTに尋ねたところ返答は下記のとおり。

音楽理論で言うとどうなるか?

音の高さは**対数スケール(12平均律)**で定義されている。
式で表すと、こうだ:

ピッチ変化 (半音)=12×log2(再生速度比)\text{ピッチ変化 (半音)} = 12 \times \log_2(\text{再生速度比})

再生速度 0.8 の場合:

12×log2(0.8)12×(0.3219)3.86(半音)12 \times \log_2(0.8) ≒ 12 \times (-0.3219) ≒ -3.86(半音)

■ 結論:-3.86 半音 ≒ ピッチ変更「-4.00」くらいが理論値

お前の「-5.00」はちょっと下げすぎだが、個人差を考えると 耳が鋭すぎるというわけでも、鈍すぎるというわけでもない

ガチ数式だ…音楽って数学なんだなぁ。

-5.00だと下げすぎらしい。ここらへんは個人の感覚によると思うので皆さん各々の平井堅を見つけてみてください

検証結果:ピッチ-4.00で平井堅のもらい泣きが完成

というわけで理論上ピッチ-4.00設定で平井堅のもらい泣きが聴けます(ねぎしま調べ)。

ぜひお試しください。

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ねぎしま(:]彡

あわせてよみたい(?)

🔽数式に説得力があったのはこの設定のおかげ(個人の感想です)