こんにちは、ねぎしまです。
「創作活動がしたい~」という思いから、音楽・物語・絵をAIで生成して1つの作品を作ろうという試みをしていたので紹介します。過去形になっていますが、現在ブログの方に時間を取られて更新がストップしてしまっているためです。時間があればまだまだ作りたい。
というわけで、プロジェクトの内容や、使用したツール、制作の流れ、完成した作品を紹介します。「AIを使った創作」に興味がある方の参考になれば幸いです。
プロジェクトを始めたきっかけ
きっかけは作曲のできるAIツール「Suno」との出会い。手軽に音楽を作れる面白さに夢中になり、「物語や挿絵も加えたらもっと面白いのでは?」という発想が生まれました。こうして、「Lunar Echo Sounds」というプロジェクトが動き出しました。
Lunar Echo Soundsプロジェクトとは
「Lunar Echo Sounds」は、AIを活用して作り上げた音楽を、架空の作曲家『月下』の作品として公開するプロジェクトです。月下は、音楽を生み出すたびに新たな世界を作り出すという特別な力を持つキャラクターで、月下の音楽から生まれる世界を絵や物語で表現し、それらを動画にまとめて公開しています。
詳細は下記リンク先をお読みいただければと思います。
note.com
使用したツールと制作過程
1. SunoでAI作曲
音楽は「Suno」で作っています。ドラムンベースだのダブステップだの好きなジャンルを入力して生成しては「これだ!」とピンときた曲を採用しました。逆に作りたい場面を思いついたときは、場面を言語化してイメージに合う曲を生成。想定外の曲ができたりもしますが、それはそれで面白いので使ったりしています。
Sunoの最新バージョンについては下記の記事で解説しています。
ame-kurage.hateblo.jp
2. ChatGPTで物語生成
物語作りには、今や私の相棒でもある「ChatGPT」を使っています。Sunoで生成した曲の雰囲気や想像したシチュエーションをChatGPTに伝え、物語を書いてもらっています。(ちなみに『月下』というキャラクターの設定や世界観もChatGPTと一緒に作りました。)
3. Canvaで挿絵と動画を作成
元々「Canva」はブログ記事のサムネイルを作るのに使っていたのですが、AI画像生成(マジック生成)や動画も作れるじゃん!と気づいたので活用することに。まず挿絵を生成し、エフェクトや音楽をつけることで動画にしています。
リンク
完成した動画はYouTubeで公開しています。「月下は、音楽を生み出すたびに新たな世界を作り出す」という設定に合わせて、動画のアップロードと同時にnoteで物語を公開しています。
※YouTubeへの動画アップロード方法や、YouTube Studioの使い方を別記事でまとめる予定です。
公開した作品
実際に作った作品は下記リンク先からご覧いただけます。2024/11/23現在で公開しているのは8作品。曲としてのお気に入りは、夜明け前の都会を描いたパルス・シティの夜明け。また、時の回廊はどうしても凝った演出にしたく、他の作品に比べて動画に気合が入っています。
お試しで「Dawn of the Pulse City」をTunecoreを通じて配信しています。「近未来都市の夜明け」をテーマにした1曲。自分の曲が販売されている喜びを共有したい…!ちょっとした作業用BGMとして、気になった方はぜひ覗いてみてください!
リンク
ちなみに音楽配信までの流れを書いた記事もありますので参考にしていただければ。
ame-kurage.hateblo.jp
おわりに
AIを活用することで手軽に創作活動を始められ、創作したい欲を満たすことができました。そしてプロジェクトを通じてAIの可能性を実感。今後も、AIの力を借りつつ何か面白いものが作れたらいいなと思っています。
この記事と合わせて、作品の方も楽しんでいただければ嬉しいです。
(:]彡 ねぎしま