雨のちくらげ

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【AI音楽をTunecoreで配信!】収益化までの全手順と注意点

※当ブログはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

こんにちは。好きな音楽はEDM(2度目)、ねぎしまです。

AI音楽生成ツール「Suno」で遊んでいたら生まれてしまったカッコいい曲。「これ、もしかして売れるんじゃない??」とひらめいてしまったのでした。

この記事では私が実際にSunoで作った曲をTunecoreで配信し、収益化を目指した体験談を紹介します。

Sunoとは?AIで曲を簡単生成

  • Sunoの概要
    SunoはAIを使った音楽生成ツールで、簡単な操作で楽曲を作成できます。有料プラン(Pro Plan)では、商用利用も可能。

  • 利用したプランと料金
    私が使っているのはPro Plan(商用利用可能)。プラン契約時の証明書が後に重要になります。

※詳しくはSunoの紹介記事を参照ください。

ame-kurage.hateblo.jp

Sunoで作った曲をTunecoreで収益化する方法

1.Tunecoreの特徴

Tunecore音楽配信代行サービスで、SpotifyAmazon Musicなどへの一括配信が可能。収益の還元率が100%であることが魅力。

 - 料金体系: 曲を登録する際に料金がかかります。例えばシングル(1曲)であれば年間1,551円。(無料キャンペーンを実施することもあり)。

2.AI生成の曲はOK?制限あり?

TunecoreではAI生成の曲も登録できますが、YouTube収益化サービスや著作権管理サービスといった、利用不可のサービスもあります。

 

Tunecore公式サイト:

www.tunecore.co.jp

配信までに必要な準備

登録するために必要なものを事前に揃えておくとスムーズです。

1.音源ファイル

  • 形式: WAV形式
  • 仕様: サンプルサイズ16bit以上、サンプルレート44.1kHz以上、10分以内

2. ジャケット画像

  • 形式: JPGまたはPNG
  • サイズ: 3000x3000ピクセル以上、20MB以下
  • 注意: デザインにはTunecoreの規定があるので確認必須です。

3. 商用利用の証明書類

私はSunoのPro Plan契約中に曲を生成したことがわかるよう、下記の2点を用意しました。

登録から配信までの具体的な流れ

例として、「AI生成した1曲を登録」する流れを紹介します。

1.アカウントを登録する

TuneCore Japanの公式サイトにアクセスし、メールアドレス・パスワードを設定してアカウントを作成します。

2.リリース登録の種類を選択

画面上にある「リリース登録」を選択するとリリースの種類を選択できます。AI生成した曲は音楽サイトでの配信のみ対応しているので、「シングル(1曲)を配信」を選択します。選択したら「登録に進む→」ボタンを押してください。下のような画面に移ります。

3.ジャケット画像を登録

ジャケット画像の「画像をアップロード」からジャケット画像を登録します。

「用意しておくもの」の項目にも書いていますが、サイズやデザインに規定がありますので注意してください。

4.リリース情報を登録

リリース情報の「編集」を選択すると編集画面が表示されるので、必須項目である「ジャンル」「リリースの販売実績の有無」を選択します。販売実績以下の項目は任意ですので、記入したい方は記入をするとよいかと。(私はリリース文をChatGPTに書かせました。)

5.楽曲情報の登録

「楽曲を追加する」を選択し、楽曲情報の編集画面を表示します。登録が必須な項目がありますので、漏れなく埋めてください。今回注意すべきポイントは、
「このトラックに第三者権利物は含まれていますか?」

の項目です。今回は生成AIを使用していますので「はい」を、権利物の種類は「6.生成AIによって制作された音源」を選択します。商用利用許諾証明ができるファイルとして事前に準備したPDFとスクリーンショットを添付、URLを追加にチェックしてSuno公式サイトのPlan一覧のページURLを記載します。

6.個人情報と決済方法を登録

あとは個人情報と決済方法を登録して完了です。お疲れさまでした。

私の場合は、1日かからずに審査完了&配信手続き開始したよ!というメールが来ました。配信されると下記のようなページができます。

よくある失敗と注意点

登録内容のミス

私の場合、AIで作成した曲であるにも関わらず、AI生成であることを申請し忘れていました。曲の配信決定後に気づいたため、配信取り下げを覚悟しつつ、お問い合わせをしました。

  • お問合せ内容:「このトラックに第三者権利物は含まれていますか?」の項目で誤って選択をしてしまった。正しくは「6.生成AIによって制作された音源」です
  • 添付したもの: 商用利用許諾証明ができるPDF・スクリーンショットと、SunoのPlan一覧のURL

次の日には回答をいただき、「一部のサービスは制限をかけさせてもらった」とのことでしたが、配信取り下げにはなりませんでした。(一部のサービスというのは、AIで生成した曲が登録できないYoutube収益化サービスなどです。)

AI生成の曲は音楽配信の新たな可能性

SunoとTunecoreを活用することで、手軽に曲を配信することができました。(なお、収益はでていないもよう。)登録にあたり、AI生成楽曲ならではの制限やルールがあるため、規定をしっかり確認しながら進めるようにしましょう。(反省する音)

以上、お読みいただきありがとうございました!

 

Sunoの最新バージョンの解説記事もあるのでお読みいただけると嬉しいです。

ame-kurage.hateblo.jp

 

 

(:]彡 ねぎしま